②「METIS」と呼ばれる新開発の材料の試験である。
METISは、25セント硬貨大(直径約24mm)
合計100個を超える材料のサンプルをX-37Bに搭載し
宇宙空間で真空や強い放射線の環境にさらして試験する
米空軍は、どのミッションでどの機体が使われたかは明らかにしていないが
OTV-1と3では1号機、OTV-2と4では2号機が使われたと考えられている。
OTV-4の着陸後、米空軍は
「X-37Bの5回目のミッションは2017年末に予定している」
と明らかにしている。おそらくこれは1号機の3回目の飛行になるだろう。
【マイナビニュース】
「X-37B」米空軍が明らかにした2つの秘密 Show more
①「XR-5A」と名づけられた電気推進エンジンの試験
キセノンをイオン化させて噴射することで
推力を得るエンジンで、ロケット・エンジンのメーカーでは
老舗として知られるエアロジェット・ロケットダインが開発した。
米空軍によると、XR-5Aは将来の軍用通信衛星に使うことを見込んでいるという。
現在、米空軍が現在運用している軍用通信衛星「AEHF」には
「XR-5」というホール・スラスターが搭載されており
XR-5Aはその改良型と考えられる。
📸白いカバーついてる方