■ISRO公式より
GSLV-F10
GISAT-1(EOS-03)
2021/08/21
打ち上げ失敗について
FACによる分析結果が公表
第1段(GS1)
ストラップオンステージ(L40)
第2段(GS2)
は正常
離陸後、
3段目(CUS)の推進剤(LH2)タンクの圧力が正常でないことが確認され、
エンジン点火時にはタンクの圧力が低下していた
※地上時では圧力正常だったので打ち上げGOだった
離陸後297.3秒には
ターボポンプ(FBTP)の異常な動作が発生し、チャンバーへの液体水素の流れが不十分に
307秒に搭載されたコンピュータによって性能に異常を検知したためミッション中止
LH2タンク圧力低下の原因として、飛行中に過剰な圧力を逃がすためのベントリリーフバルブ(VRV)の漏れが最も有力との結論
(シミュレーション及び地上確認試験などからの結果)