■ISRO
SSLV-D1(初号機)
EOS-02
2022/08/07 12:48JSTに打ち上げ
軌道投入に失敗した原因について詳細発表
さらに2号機(SSLV-D2/EOS-07)
を2023年第1四半期に打ち上げ予定と発表
https://www.isro.gov.in/mission_SSLV_D1_summary_D2.html
VTM(Velocity Trimming Module)が非動作だった原因は
第2段目の分離時の衝撃・振動で
慣性システムのセンサー故障と判定
→その結果サルベージモードが発動
(分離直後の判定では故障扱いとなったが、その後のテレメトリデータでは正常動作扱いで推移している事がわかっている)
加速度の不足分が計算されないままプログラム通りに衛星分離
※SS3終了時点で約56m/sが不足
本来ならVTMが補完する予定だった
対策として
分離機構の変更
動的特性評価と構造物の設計変更
慣性システムの故障判定閾値の修正と救済モードに入る前により長くチェックを実施
慣性システム障害時はNavICデータを活用
など