オリエンタルランドが舞浜を埋め立てるときの漁民との交渉のお話し。宇宙クラスタ的には「打上のために漁協のお偉方との酒に付き合う的川先生」を想像する人も多そうですが、舞浜の場合は漁民が2つの団体に分裂していて同時に接待して交渉したという話が書かれてて、より上手だ!と思いました。
加賀見俊夫(7)補償交渉 :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGKKZO15996260S7A500C1BC8000/
【今日の人工衛星】5/8 2001年:XM-1 アメリカの衛星デジタルラジオ放送「XMサテライトラジオ」の衛星。車載アンテナを考慮し、静止軌道上から、通常の放送衛星より強く指向性の高い電波を発信。XM-1は現在予備機
【今日の人工衛星】5/7 1992年:STS-49 エンデバーの最初の飛行。静止軌道投入を失敗したインテルサット6号を回収、リブーストモーターにより静止軌道への投入を実施。3人の飛行士の船外活動は世界初だった
#太陽光発電 だけで #成層圏 へ
プロペラ機 試験飛行成功
#NHK #ニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170506/k10010971881000.html
#超小型人工衛星 より
電動プロペラ機による
#成層圏プラットフォーム の方が
案外普及するかもしれないな
【今日の人工衛星】5/6 1965年:リンカーン試験衛星(LES-2)/リンカーン測定体(LCS-1) タイタンIIIAロケットの最後の試作機で打ち上げた物体。アルミ製のボール。
今日の日経の交遊抄は大平さんだったのか。
紹介されているのは川崎市青少年科学館の解説員(後に館長)若宮崇令さんと、毛利衛さん
※交遊抄は、日経最終面に書かれる、日替わりで有名人がお友だちやお世話になったひとを紹介する小コラム
// 星への導き 大平貴之 :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGKKZO15999140S7A500C1BC8000/
このサイト見るのもひさしぶりだが落ちてるなあwhttps://mastodon.cosmicanimal.jp/media/q6Cudh8hzvbYjWyIDY8
【今日の人工衛星】5/5 2009年:STSS ATRR アメリカの次世代早期警戒衛星の実証衛星。Space Tracking and Surveillance Systemの略、弾道ミサイル発射を早期に検出する
宇宙開発の情報は宇宙開発に詳しそうな人を例えばTwitterなどでフォローしておきます。またニュースを拾ったりしてどんどん宇宙開発記事を掲載しているサイトを集めていきます。すると自然に情報が集まります。Googleアラートに宇宙開発に関係あるワードを登録しておくと自然に記事リストがたまります。
手始めにこのへんから。
https://spaceflightnow.com/
できるだけ一次情報を見るようにしましょう。誰かから聞いた、誰かが言ってた、という情報は基本的に信用してはいけません。
ちなみに前述の本はfacebookの宇宙クラスタに投稿されてたURLです。びみょーに少しずつfbのクラスタも活性化してはいるがまだまだかなぁ
おおっとローカルタイムラインが会話になっているなんて、なんて初期のTwitter感。ニュース追いかけるだけなら何人か良さげなTwitterアカウントフォローでしょうけれど、基礎知識系をこのあたりの本(冒頭2冊)で把握しておくと、流れてくる情報が整理されて頭に入ってくるんじゃないかなと思います
ああ、1つ書き漏らしていたこと。
宇宙スタートアップでの一番の懸念:
お金の出し手を気にしすぎて妙な品質のものを打ち上げて宇宙にごみばらまいて「やっぱ宇宙は厳密に管理しましょう」って世の中にされること
スタートアップを免罪符に適当に弾をぶっ放して問題起こして、他国に「日本もあんなてきとーに実験してるからウチもいいよね」っていう口実を与えること
この2点防ぐために安全弁やろうと思っていたんだけれど安全弁やるなと言われて出たんです、っていう、なにか起こったときの自分の免罪符代わりのtootをしておく
TL汚し失礼しました
なので、宇宙クラスタ忘年会で応援してくれたみなさんにはもうしわけないな、とは思うんですが、まあネットビジネスの世界に帰ってきて半年という感じです
宇宙スタートアップの思い出 残念だったこと③
新しい世界をつくる視座を共有できなかった:
こんな風につぶやいたような、世界を変える仕事をしたい、って最初からいって、戦略を練って遂行させてくれ、っていってたんだけれど、結局理解したくないという返事をもらったのだと思っています。
このあたりの考えを共有するには、それなりに話す量、文章の量もいるわけですが、文章でのコミュニケーションは「一方的」と拒否され、小難しい話は「まあええわ好きにして」とスルーされるわりに、宇宙を実験場にする会社に相応しく必要最低限のルールを設計しようとしていた自分の作業を「庶務ばかりやる」と言われ。
世界を変えることはしたかった見たいだけれど、「すごいアートが世界の人々の考えを変える」系の方だけCMOに主張されて技術とか科学とかそういう話は「まあ別にいいんじゃないの」と流されたのも結果的には辛かったな。
ようやくロケット安くなってきたのだから、たとえば高度350km以下は(どうせ数年でゴミも含めて落ちるのだから)ちゃんと手順とか公開して、高度を上げまくること以外は好き放題してよい、というsandboxゾーンに指定して、とにかく自由にいろいろ試しましょう、ってのが宇宙を真に解き放つ行為だと思うんですよ。
そのためには同じ周波数での多重通信をしやすくする(アマチュア無線だと商売に流用できないから辛い)とか、いくつかの工夫はいるけれど、そうすれば、特定の国の軍事利用とかにされる懸念もなく、人類共通のフロンティアかつ遊び場として宇宙が息を吹き返してくれると思うんです。
っていう発想を、ビジネス相談うける前の年に読んだ、藤井太洋先生の「オービタル・クラウド」から頂いたわけで、登場人物たちのような素直な気持ちで宇宙を楽しい場にしていきたかった
https://twitter.com/garmy/status/453709993703792640
宇宙がなぜ停滞感満載かっていったら、試行錯誤できる遊び場がないからですよ。
結局技術革新の速度もビジネスの量も、地上に負けつづけですよ。
地上なら、人に迷惑が掛からない場所で好き放題に試験できるし、運用中のものも遠慮無く差し替えできるし、そんな地上での技術サイクルの早さに勝つにはもっと工夫が要る。
でも、打ち上げ費用たかいしなー周波数すくないしなーとかいって「長期間使うインフラビジネス」ばかりやっていたから、結局リモートセンシングと通信・放送と測位くらいしかものになっていないというね。そして、デブリが落ちてきにくい軌道に合わせたすごく「なにもしてくれるな」というルールで動く世界(とそれに対する反発としての「衛星破壊試験するわー」っていう少し前の中国)。
宇宙スタートアップの思い出 残念だったこと②
サイエンスをビジネスに、ができなかった:
サイエンスって最高のエンターテインメントだと思うんですよ。別に盛らなくても結果を丁寧に示せばそれはそれ自体でとても面白いし、裏の作りをしるともっと面白い。
それは、大科学実験って番組が成立しているとおり。
エンジニアリングだって同じように最高のエンターテインメントなんですよ。なんで工場見学で盛り上がるかっていったら考え抜かれたアウトプットは美しいし面白いからですよ。
別に「急にデカイビジネスにするのはゴールではない」のだから、「サイエンスの面白さがしっかり換金できる」ことを目指していてそういうビジネスモデルも考えているんだから、必要以上に盛って期待値高めてお金を引き出す必要はなくて(なぜならトラブルの元だから)、だから「嘘はつかないようにしよう」って言ってたんだけれど、ものすごく面倒がられた。
宇宙スタートアップの思い出 残念だったこと①続き
結局社長は幼児のように派手な映像があれば喜ぶだけで別にサイエンスの深みを知りたいわけじゃなかったっぽいし、CMOは結局アートが大好きってホームグラウンドに帰ってきて、あれだけ「サイエンスの会社だから考証もしっかりやろう」と言ってたのに、結局新作のティザーサイトは盛った映像にしちゃってますよね、そもそも流れる速度が速すぎるんですがあれなによ所詮広告業界の人だったんですか感。
自分は、アートの世界(ビジネス面も、現代芸術の最前線の方々も)を垣間見えたのはとても面白かったし、アートと予算と工期をバランスとりつつ考証も合わせてってニーズに応えきる人たちのプロの仕事も見せて貰ったし、広告業界がどういう理屈でお金を引き出すかもしれたし、幅が少しは広がったなぁと思ったんですが…